~「2009年度M&A実態調査」を踏まえた業界再編の動向~
プライスウォーターハウスクーパースが2009年秋に行いました「M&A実態調査」について、調査実務に協力しました日経BPコンサルティングとともに「M&A白書」として調査結果をとりまとめました。
M&A実態調査は、従来からプライスウォーターハウスクーパース株式会社が2年毎に実施している調査であり、今回の調査では、昨今のM&Aトレンドとして、(1)生き残りをかけた国内の業界再編、(2)グローバルの業界再編、(3)日本企業による海外投資という3つの再編動向に焦点をあて、調査を行いました。
本調査結果から得られる示唆は以下の通りです。
- 国内、グローバルいずれの再編についても、今後は再編が「進展する」との回答が多く、今後の国内の市場環境に対して危機感を抱いているとともに、グローバルレベルでのさらなる競争激化を予想していることの表れであるといえる。
- 国内、グローバルいずれの再編についても、自社に与える影響は「分からない」との回答が半数以上の企業から得られている。業界再編の進展を予想しているにもかかわらず、自社の置かれた状況を十分把握できておらず、生き残りのための明確な戦略を有していないのではないかと危惧される。
- 今後さらに業界再編は加速することが予想され、それに対応するために、(1)先手必勝の再編、(2)ステークホルダーへの説明と理解獲得、(3)業界分析も踏まえたシナリオメーキングが重要になると考えられる。
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