ERPシステムを導入し、発注、入庫、出荷といった現場業務においてシステムを利用したオペレーションを実行しているケースにおいても、その多くは蓄積された情報を収集して分析・評価し、問題の発見と施策の実行に活用する段階にまで至っていないのが現状です。
PDCAサイクルをスムーズに実行し、サプライチェーンのマネジメントレベルを向上させるには、現場の事実として入力された「データ」を、分析・判断・指示のできる「情報」に変換して提示することで、ただ目に映っているだけの状態から、情報を信頼して意思決定が可能になるような状態に変えていくことが必要になります。
見える仕組構築とは、共有度、媒体、精度、粒度およびサイクルの視点から可視化診断を行って見える化のレベルを測定・評価し、分類されたパターン毎に業務ルール・プロセスの見直し・共有化、情報共有の仕組み構築、運用ルール・体制の確立および社内の意識や文化の変革を行っていく活動と定義されます。
見える仕組構築により、グローバルでの需給調整を実現していく前提条件である「実績情報・計画情報の可視化」と「勘・コツ・経験から情報に基づく判断・指示」を達成することができます。
プライスウォーターハウスクーパースのSCMコンサルタントは、主に以下のような課題の解決に取組んでいます。
会社としての見える仕組のあるべき姿を明確にし、情報の利用者の視点からシステムのグランドデザインを策定します。
情報収集~公開対象決定~フィードバックまでの流れを明確にするために、定期的に利用部門のニーズを把握するプロセスを構築し、情報に対する公開・非公開の権限を設定するとともに、使われるべき情報が活用されているかどうかを評価する基準とプロセスを確立して定期的な仕組の見直しを図ります。
既存のシステムを調査して使えるリソースを整備するとともに、求められるシステム要件とのギャップについては新規で見える仕組に必要なシステムを構築します。
システムの情報活用を促進し、効果を最大限に高めるために、業務/操作トレーニングの実施やヘルプデスクの整備、情報発信や啓蒙活動を行います。
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